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カズ・カタヤマのステージ・サロンマジック入門講座 第6巻
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カズ・カタヤマのステージ・サロンマジック入門講座 第6巻

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サムチップ・第六の指・ダイチューブ…現象も使用素材も多彩に!
必修の基本ギミックを徹底解説!ギミックはあなたの味方です!


カズ・カタヤマ氏による「ステージ・サロンマジック入門講座」の第6巻
今回は「ギミック」を取り上げます。

ここがポイント!

ギミックというのも幅の広い用語であり、人によって範囲が微妙に(あるいは大きく)違う場合もありえますが…
ここでは、観客に知られないようにこっそり使う秘密の「補助用具」、くらいの定義をしておきましょう。

仕掛けのある道具をすべて「ギミック用具」と呼ぶ方もいますので、これは比較的狭い定義かもしれません。
いわば「純然たるギミック」です。
(「何かの形状に擬態している仕掛け」などの定義も聞いたことがありますが、それだとまたちょっと
ニュアンスが違ってきますし、もしかしたら「ミミック」との混同があるかもしれません…まあ、「定義問題」には、あまり深入りしないでおきましょう。)
狭めに定義したとしても、それでもじつに多種多様な「ギミック」があるのですが、本講座は入門講座ですので、まずは最も基本的なギミックである「サムチップ」を取り上げ、掘り下げます。
加えて、「第六の指(シックス・フィンガー)」と「ダイ・チューブ」についても詳しく解説します。

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「サムチップ」は、まさに「ギミック界の王者」であり、基本的にして、最も応用性の高い道具です。
じつに様々な使い方があり、ステージ・サロンのみならずクロースアップマジックでも使用されます。
一番基本となるのは、やはりシルクの出現・消失でしょうが、もちろん、それだけではありませんよ?
カタヤマ氏独自の手順も含め、今回、多くの使い方を紹介・解説しております。

サムチップに関しては、用具自体や基本的な使い方は既にご存知の方も多いとは思いますが、とはいえ、いろいろと誤解をされている場合も多い用具でもあります。
ぜひこの機会に、改めて見直し、また、いろいろな使い方をご研究いただくと良いのではないでしょうか。
もちろん初めての方も、基本から解説していますので安心です。

「第六の指(シックス・フィンガー)」に関しては、逆にあまり知られていない/使われていないギミックですがサムチップとは異なり、45センチ角の大型シルクを扱えるため、見栄えの良い演技が可能です。
特にステージ・サロンマジックでは威力を発揮するギミックです。
道具としては、本当に指、丸ごと1本分の形をしています。
たまに用具だけ見て、「こんなの指にはめてたら、ばれちゃうでしょ!?」とおっしゃる方がいますが、その方は、完全に使用法を間違って理解しています(基本的には指にはめて示すべきものではありません)。

カタヤマ氏は、この「第六の指」の研究にかけては第一人者であり、それだけで1冊のレクチャーノートを著したこともあるほど。
このギミックについて学ぶとしたら、最良の師は、まずカタヤマ氏をおいて考えられません。
熟練の技、研究し尽くされた巧妙な動作を、ぜひあなたも学んでください。

そして「ダイ・チューブ」。
これは、「カメレオンハンカチ」「色変わりシルク」などと呼ばれる有名なマジックに使用するギミックです。
握りこぶしの中にシルクを通すと、色が変わっていく…なんとも味わい深いクラシックトリック
基本的な方法・演技はもとより、観客ウケ抜群のサカートリック(引っ掛けマジック)風の見せ方を2手順、今回詳細に解説していただきました。
用具の正しい使い方プロタッチの演出をマスターして、レパートリーに取り入れていただければと思います。
(ちなみに「ダイ・チューブ」の「ダイ」はdye、染めるという意味です。)

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回を追うごとに大好評のコーナー企画「ステージマジック基礎講座」ですが、さて、第6回となる今回は!
「決めポーズの取り方」と題してお送りいたします。

ステージマジシャン独特の所作である「決めのポーズ」
格好良いですよね?
でも、たまに格好悪い人もいます(笑)。
「決めポーズ」にも、基本となるセオリーが存在していることを、ご存知でしたか?
それを基礎として踏まえた上で、オリジナルの「決めポーズ」を考えていただくと良いでしょう。
今回も、目からウロコが落ちる内容だと思います…ご期待ください。

どんな内容?
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第6巻:スライハンド入門 ギミック編
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ギミックについて
ギミックとは何か。定義や例・種類、基本的な注意点などを概観します。

●サムチップ

サムチップ基礎知識
サムチップの種類と選び方、基本の示し方などを説明。

基本手順
普通の紳士用ハンカチの中央から、シルクのハンカチが出現し、また消失。
さらに、カラの手からシルクが出現したり…などの基本的手法を徹底解説します。

【サムチップを使ったマジック】

コインの変化
コインマジックへの活用法。100円玉5枚が、500円玉に変化する「両替トリック」です。

塩の移動
ソルトシェーカーから塩を握りこぶしの中に注ぎ込むと、なぜか消えてしまいます。
消えた塩は、反対の手から現れ、流れ出てきます。
ソルトマジックの基本。ユニークなサロンマジックとして重宝します。

パンシルク
観客がサインしたシルクが消失。そしてなんと…!?
消えたシルクは、観客が選んだ「ロールパン」の中から現れるのです!
サイン付きシルクが間違いなく飛行しますので、サムチップを知らない人には魔法ですね。
シルクにサインをさせる、見栄えが良くやりやすい方法など、詳しく解説します。

大予言
予言のマジックの「タネ」としてサムチップを使うアイデアです。
演じやすく工夫した独自の実践的手順を、詳しく解説いたします。

リボンの復活
間違いなくハサミで切ったリボンが、完全復活します。
観客が疑うリボンには、何の仕掛けもありません。まさに完璧な魔法です。

●第六の指(シックスフィンガー)

「第六の指」基礎知識
用具の紹介と、基本的な示し方。

基本手順
カラの両手をあらためた後、45センチのシルクが忽然と両手の間に出現します。
この用具の「古典的な使い方」ですが、インパクトは絶大です。

【第六の指を使ったマジック】

シルクの出現と消失
カタヤマ氏が工夫した、第六の指の「新しい」ハンドリング。
「新しい」といってもカタヤマ氏のオリジナルとして既にクラシックと化した風格があります。
見えないシルクをしごくと、しごいたそばから実体化して現れる、という現象は超ビジュアル。
また、45センチシルクを「両手だけで」完全消失させられるので、応用性も抜群です。
工夫次第で変化現象などにも使え、また20世紀シルクなどの「消失パート」へも転用できます。

浮揚する花
上記が「王道」的な使い方なら、こちらは打って変わって、風変わりな使い方の例。
一輪挿しの花にシルクをかぶせると、花が宙に浮き、ふわふわと浮遊します。
糸を使わないフローティング現象で、とても神秘感のあるトリックです。
関西(京都)のシオミ氏のアイデア。
カタヤマ氏が是非にとお願いし、許可を得て発表させていただくことになった作品です。

●ダイ・チューブ

基本手順(カメレオンシルク)
シルクを握りこぶしに上から押し込み、下から少しずつ引き出すと、変色して出てきます。
完全に変わった後に、手を開いてあらためますが、他に何もありません。
クラシックトリックのカタヤマ氏の方法を詳しく解説いたします。

サカー的演出①
古くは「ベチベチハンカチ」などと呼ばれ、昭和の伝説のコメディマジシャンの1人、ダーク大和(やまと)氏の得意芸であったこのマジック。
その影響もあってか、複数のシルクを使っているという「種明かし」をしながら演じるにもかかわらずそれでも観客にはやりかたが良く分からず、不思議だ…というトボケた演出で見せる方も多いです。
ここでは、3枚の色違いシルクを使って演じるやり方を紹介します。
ちなみに「サカートリック」(サッカートリックとも言います)とは、失敗したり種明かしをしたりして
観客にタネが分かったと思わせた上で、さらに裏をかくようなタイプの引っ掛けトリックのことです。

サカー的演出②
色変わりシルクの、もうひとつの有名な「演出」、染め分けシルクを使った演じ方です。
まずは普通に「赤から白」「白から赤」と1枚のシルクの色変わり現象を演じます。
そして最後に「変わる途中」で手を止めて、「ここで手を開いたらどうなっていると思いますか?」
手を開くと、まさに「変わる途中」、半分ずつ色違いになっている1枚のシルクになっているというものです。
これも大変に評判を取れる演出ですので、ぜひ、用具を用意してやってみてください。
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【ステージマジック基礎講座6】 決めポーズの取り方

ステージマジシャンにとって「決めのポーズ」は大変重要です。
これは別に格好をつけたいわけではなく(もちろん、つけたい人もいますが)、
マジックの現象をアピールし、観客が拍手をしやすくなる「キュー」の役目をするものです。

現象を淡々と見せるだけでは、なかなか拍手はもらえません。
マジックを不思議に思い、マジシャンを「凄いな」と思っている観客がいても、観客というのは「受身」なので、勝手なことはしづらいのです。
観客がその感情を表現し、マジシャンに伝える場・機会を、マジシャンのほうから作ってあげないといけないのです。

その「きっかけ」を与えるのが「決めポーズ」の本質。
「ここが拍手のしどころですよ」と、鑑賞マナーに疎い方にも教えてあげているわけですね。

今回は、その「決めポーズ」の決め方を学びます。
主に「ポージング」の型、その形の決め方についてご説明いたします。

ステージで拍手をもらえるかどうかの、大事な分水嶺です。
ぜひ、あなたの演技の参考にしてください。


こんな方にオススメ!
ギミックをフィーチャーした本巻。
といっても、単なる用具的な基礎知識を羅列しているわけではありません。
このシリーズでは、必ず実践で「使える」手順とともに紹介しておりますので、その通りに練習して舞台にかけるだけで、実際のショーを構成できます。
レパートリーとして活用できる、実用的なマジックを紹介しております。

入門者の方のみならず、既にある程度マジックを演じている方にも参考になる内容です。
ぜひ、ご覧くださいませ。

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ステージでのマニピュレーションと言うと、当然ながらフォーカスは見えている素材に向けられます。
焦点は、ファンカードならカードですし、そのほか、ボール・シルク・ロープといった素材です。
ギミックというのは裏方ですので、当然ながら観客から見てスポットライトが当たることはありません。
ですが、時としてマジシャンもそれに引きずられて、知らずにギミックを軽視してしまうことも多いのです。

例えば「シルクマジックを学ぼう」と思った時、まずはシルクを手にして、その扱いを一心不乱に練習する…
もちろん、それ自体は悪いことではありませんが、若干、視野が狭窄気味です。
ギミックという「外部的な援用装置」の助けを借りれば、マジックの幅が広がるのです。

例えば、サムチップや第六の指を使ってシルクを消したとします。
観客には、ギミックの存在は見えませんから、カラの手で、余分な道具を一切使わずに消して見せたことになります。
すなわち、見た目としては「道具に頼らないマジック」、スライハンドマジックとして映ります。

もちろん、ギミックを正しく活用するには、ある程度の練習が必要です。
ギミックを扱う基本的なハンドリングがあり、ギミック自体をマニピュレイトしないとなりません。
言ってみれば、「ギミック・マニピュレーション」であり、それ自体がスライハンドマジックです。
今回のタイトルが「スライハンド入門・ギミック編」となっているのは、そういう意味です。

巧妙にギミックを扱い、その存在を完璧に消し去ることができれば、そこには魔法が生まれます
カラの両手だけを使って、物体を完全消失させたのです…これは、魔法以外の何物でもありません。

ギミックを研究して、ぜひ、あなたのマジックを魔法に近づけてください

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今回ももちろん「ライナーノーツ」付きです。
作品解説やクレジット、補足情報やアドバイスなどをコンパクトに文章でまとめています。
こちらもぜひご参照ください。

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